【体験談】HSPあるある〜仕事編〜

HSP

こんにちはりばちゃんです

ご覧いただき、ありがとうございます。

あなたはこんな悩みを感じたことはありませんか?

一度に二つ以上の仕事を任されるとテンパってしまう

音や匂いで仕事に集中できない…

一度ミスをすると次の行動に自身がなくなる

繊細で傷つきやすいHSPさんは、日々いろんな場面で悩みを抱えてしまうことがあると思います。

私は2020年頃、育休をいただいた後、仕事と育児の両立に思い悩んでいた際HSP気質という概念に出会いました。
HSPの方との交流を踏まえながら書籍や情報発信などを参考にしつつ、自己理解を深めています。

 

この記事を読むと

  • HSP気質とはなにか
  • HSP当事者の仕事における”あるある”な悩み

がわかります。

HSPとは(Highly Sensitive Person)の略でアメリカの心理学者エレイン・N・アーロン氏によって1996年に提唱された概念で「ひといちばい敏感な人」という意味です。

HSP気質のある方は、世界に20%、つまり5人に1人という割合で存在していると言われていますが、該当しない80%の人たちに敏感な部分(=感受性)を持っていない。ということではありません。

 

HSPは4つの敏感性(DOES)に分けて研究されています。

  • Depth of processing:処理の深さ
  • Overstimulated:刺激に過敏
  • Emotional Reactivity:情緒的反応と共感
  • Sensing the Subtle:かすかな刺激によく気がづく

今回はこれらの項目ごとに、私の経験談を”HSPあるある”として解説していきます。全てのHSPさんが当てはまるわけではないので、参考にして頂けると幸いです。

また、私なりの対処法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

【D】処理の深さ:洞察力と情報を深く処理する能力を探求する強烈な欲求

①上司に注意を受けると、さらに自分を責めてしまう。

注意を受けた瞬間に「恥」「他人と比較」「人格否定」「プレッシャー」などを同時に溜め込んでしまい、消化不良で体が硬直してしまう経験があります。その無限マイナスループに陥ると、いつしか全てに対して自信を失い、次の行動が浮かばない…移せない…。

対処法は、

  • 一旦その場を離れる(トイレに立つなど)
  • 誰もいない場所にいき、自分をハグする
  • ゆっくり深呼吸をする(口から息を吐き次の呼吸を深くしていくイメージ)
  • もう一人の自分があなたの感情をキャッチして寄り添うイメージワークを行う

心身ともに壊れてしまう前に、休息、休息、休息です。悩みを吐き出したり、周囲を頼ることは決して悪ではありません。

 

②作業上の細かいところまで気になってしまう

倉庫業で梱包作業をしていた際は、箱詰め作業の一つにも1秒間の間に無数の心配事や気になることだ脳内を飛び交い、集中できず作業効率が悪いなぁと感じる時があります。

「見栄えが気になる」「パッケージの向きがおかしいなどクレームが入ったらどうしよう」「商品、数量間違えたらどうしよう」「詰め方のせいで破損したらどうしよう」「⚪︎時までに終わるか」「他の作業員はやりづらさを感じていないか」など。

その結果不注意になりミスも起こしてしまう印象があります。

 

③簡単な決断にも時間がかかる

「今抱えている仕事を誰かに任せたい」と思い立った時も、冷静な判断できずに、感情や今後の関係性などを想像し依頼に時間がかかってしまうことがあります。

言い方や言葉えらびや相手の作業状況を把握する為時間をかけた結果、結局仕事は終わらず、抱えている仕事軽減も叶わず自分を責めてしまいます。

今感じている不安は、本当に現実になるか、現実になった場合どのようなことが起こるのかなどと、ポジティブな未来に発想を転換できるよう心がけたいです。

【O】刺激に敏感

④騒がしい場所、関わりのない部署に行くのが苦手

総務部へ書類を提出する際様々な課のエリアを通らなければならず、電話が鳴り響く部署の方に挨拶するタイミングにも気を使ってしまい、たどり着く前からヘトヘトになってしまいます。

HSPさんは自分と他人への境界線が薄いので、周囲の人の行動まで情報をキャッチしてしまい、自分ごとのように感じてしまったり考えてしまうことがあります。

私も日頃感じる自分の気持ちにおいて、どこまでが自分の感情で、どこからが他人の感情なのか、混乱してしまうことがあります。

⑤隣の人の小さな独り言が気になって仕方がない

データを入力している隣で「1,2,3…」と数えていたり、「間違えた〜」「うわ、まじか」など独り言が多い人の隣で作業をする時ほどの絶望感はない…。小声でもすっごく気になります(泣)

友人は朝のうちに「集中しておなう作業」「片手間でできる作業」を割り振り、集中できない状況になったら一度席を立ち深呼吸をしてから片手間でできる作業を行うようにしているそうです。

単調な仕事が苦手

機械的な業務を繰り返したり、暇を持て余して時間が過ぎる仕事にやりがいを感じられず、飽きてしまいます。

かといって、新たな挑戦や自己拡大に励み楽しみを感じても、いったんその仕事を覚えたら、同じ作業だと感じてしまい、単調に思えてしまいます。

【E】感情的な反応と共感

⑥誰かが叱られている空間に立ち会うと辛い

境界線の薄さにも関連しますが、職場で誰かが怒られている現場に立ち会うと、自分ごとのように感じてしまいます。

以前の職場の上司は本人に直接指摘や注意をしても響かないから。という理由で勤務中の空間で物を投げたり、音を激しく立てながら作業される方がいました。

他の作業員は「また怒ってる、そっとしとこう」「情報共有ができてなかったから上司は怒ってる、次は気をつけよう」と上司の望み通りの行動ができるのに対し、私は毎回”私に怒っているのか””さっきの行動おかしかったかな”などいつまでも上司の怒りに怯えていました。

辛く感じたらその場を離れ、深呼吸するなど他の作業に集中することで対処していました。

⑦気づくと仕事が増えている

私はマルチタスクが苦手です。その対処法として、前日から翌日の仕事内容を把握し優先順位を決めて作業内容を組み立てています。当日も再確認し業務を行うのですが、チーム作業で仕事は行うため、当然ながら予定通りに進みません。

チームの誰かの作業が遅れていることに気づくとフォローに入ってしまったり、次の作業の前に不要な補充業務が気になってしまいます。

イレギュラーな仕事が増えた場合も、瞬時に優先順位の判断ができず、頼まれていないのに雪だるまのようにゴロゴロと仕事を溜め込んでしまいます。

一度現在の作業状況を紙に書き出して、優先順位がわからなくなったら同僚や上司に相談するなどの対策をめんどくさがらずに行えたら良いですね。

 

【S】かすかな刺激によく気がつく

⑧周囲の人の体臭に敏感

私は、特に嗅覚が敏感で、衣類の落とし物など嗅いだだけで誰の持ち物か当てられる特技があります。その特技は私の母親も持っているのですが、パートナーや、上司など周囲の人を匂いでとても疲れているな〜と察知できたり、本人が気づくよりも先に風邪の引き始めに気づくことができます。

まとめ

以上、私が仕事で陥るHSPあるあるでした。

  • 上司に注意を受けると、さらに自分を責めてしまう
  • 細かいところまで気になってしまう
  • 簡単な決断にも時間がかかる
  • 騒がしい場所、関わりの低い部署に行くのが苦手
  • 隣の人の小さな独り言が気になる
  • 誰かが叱られている空間に立ち会うのが辛い
  • 気づくと仕事が増えている
  • 周囲の人の体臭に敏感

全ての方が当てはまることはないと思いますが、共通点が見つかれば嬉しです。

同じような経験や悩みも他の方が感じていると知れると安心できますよね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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